文学の新しさ

  • 時間

    120
  • 音質

    京都精華大学大教室で行われた。
    一般の人にも開放され、
    他大学の学生の参加も多かった。
    音源は主催者提供。
    講演最後が欠けているため、
    客席から録音したもので補っており、
    この部分は聞き取りづらい。
    質疑応答は冒頭と最後が欠けている。

  • 講演日時:1982年1月21日
    主催:京都精華大学 学生部
    場所:京都精華大学
    収載書誌:未発表




現在の文学や芸術、芸能では、
実際の現実的な価値、物質的な価値に対して、
イメージの価値が大なり小なり付加されていて、
その全体を指してある価値様式を考えているというのが、
われわれがおかれている環境です。
このイメージの世界が大規模になると考えると、
誰にとっても管理されている時間帯は
増えていくだろうということが、
現在の「新しさ」の根底にある問題だと思います。
その問題をどう考えるかが、
現在の文学の根底にある問題だと思います。